トラベルナース
こんにちは
一人暮らし看護師です。
今日のテーマはドラマ「ザ・トラベルナース」にしようと思います。
先週よりドラマがスタートしましたね。
私は全くと言って良いほどドラマを見ないのですが、少しは興味があったのと、同僚の強い勧めがあり動画サイトで見てみました。
テレビ朝日系の木曜ドラマ枠で放送されているナースが主人公のドラマです。
主演は岡田将生。
キャストも豪華で中井貴一、菜々緒、安達祐実、柳葉敏郎、寺島しのぶ、松平健などの俳優陣が登場します。
第一話のあらすじは、アメリカでトラベルナースとして働いていた那須田歩(岡田将生)が天乃総合メディカルセンターより要請を受けアメリカから帰国し入職する。歩はアメリカで医師の指示がなくても一部の医療行為を行えるNP(ナースプラクティショナー)の資格をもち働いていたという経歴がある。観察力や診断できる能力があるがプライドが高く医師にも物申し険悪モード。同じタイミングで入職したナース九鬼静(中井貴一)はフローレンスナイチンゲールを尊敬している。衛生環境への余念がなく、清掃員に間違われることも・・・。しかし、歩の気づかないところまで観察し、問題解決へ導く謎のスーパーナース。
この二人が入職した「天乃総合メディカルセンター」は高慢な医師が多く、看護師が医師に物申すことを良しとしない風潮がある。また医院長の方針でVIPが優先される。このような環境に那須田歩、九鬼静の二人のナースがメスを入れていく。
少し長くなりましたがこのような内容でしょうか。
同僚の口コミによると、九鬼静のセリフが響いた、このドラマを見ることでモチベーションが上がったなどがあった。
私が第一話で印象に残っているセリフは
「医者は病気を見つけて病気を治し、看護師は人をみて、人を治す」でした。
なかなか深いセリフだなと思いました。
看護師の仕事は「診療の補助」と「療養上の世話」であると保助看法で定められています。
日本の看護師は医師の指示のもと出なければ医療行為はできません。
例えば、医療機器の取り扱い(設定の変更など)、処方箋の発行、看護師判断での薬剤の投与、気管内挿管、麻酔行為など法律で定められています。
看護師は患者の身体的反応や、患者の希望を考え、その人が必要とするものは何かを見つけていく仕事だと思っています。
看護師の間では「ニード」と表現されることが多いです。
患者さんが身体的に良くなる・楽になるためには何をしてあげれば良いのか、患者さんのしたいことは何か、それにに向かっていくために必要なことは何か、など患者さんと同じ方向を向いて考えていくことが「人をみて人を治す」という表現に近いのではないかと思いました。
医療的行為が必要であれば医師に相談をし、他のサービスが必要であれば関係各所に連携を測ります。
看護師の仕事は非常に多様であり、幅が広いです。
よく患者さんの全体像を見るようにと指導を受けます。
患者さんの病気だけでなく性格、生活習慣、価値観、病気への思いや考え、退院後のビジョン・・・
挙げるとキリがないのですが。
自分の看護師の仕事を考えるきっかけとなりました。
同僚のモチベーションが上がったという意見も共感できる部分がありました。
同職種のドラマなので共感出来るところや尊敬できるマインドなど探しながら、楽しんでみていきたいと思います。
ちょっと気になっている人もいるのではないでしょうか?
トラベルナースってなに?
実際にいるの?と
実際に存在する職業のようです。
別名「応援ナース」とも呼ばれるようで、看護師不足の病院や施設に赴任し、期間限定で働く看護師のことです。
契約期間は6ヶ月未満のことが多いようです。
場所によっては契約更新で同じ病院で働き続けることができることもあるみたいですね。
ネット上で見つけたメリット・デメリットを紹介します。
●メリット●
・勤務地が選べる
・月給が高い
・期間限定で自由な働き方ができる
・委員会や研修の強制がされない
・いろんな部署が経験できスキルアップが可能
●デメリット●
・多忙な勤務地
・短期雇用でありキャリアアップには不向き
・有給休暇が取れない
・ボーナスが無い
・勤務地が変わることのストレスがある
このようなことが書いていました。
私の感想としては一長一短な感じがしました。
いろんな勤務地を経験したい方や環境の変化へのストレスをあまり感じない方にとっては良い働き方かもしれません。
目的を持ってトラベルナースになるという強い意志がないと続けるのは困難なのではないかなという印象です。
興味がある方は上記の記事を参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ドラマ「ザ・トラベルナース」
先が気になるドラマですね。
看護師にフォーカスが当たってる作品はそれほど多くないのでどんなふうに看護師の仕事を表現して行ってくれるのか楽しみです。