残業の後はナイーブなんです 〜安楽死 そして健康寿命と歯周病〜

こんにちは。

残業終わりの一人暮らし看護師です。

金曜日の日勤は残業が多い気がします。

私の職場では土日は人数を絞って勤務するので(他の病院もそうなのかな?)

明日に仕事を残してはいけない気持ちになるので、つい残業をしてしまいました。

そのせいか文章を考える力が落ちている感じがしています。

勤務が続いているので疲れが溜まっているのかもしれないですね。

しっかり休息も取らないと・・・

今日はしっかり食べてしっかり寝ることにします!!

 

今の私の楽しみは明日「gunnii(グニー)」というベーカリーに行くことです。

職場の近くに最近オープンしたベーカリーで、友人のインスタグラムで見つけました。

普段はパンよりご飯派なのですがたまにはパンも食べたくなりますね(笑)

できるだけパンが並んでいるタイミングで行きたいので昼過ぎぐらいに行こうかな。

朝は起きられないので🥺

また後日感想は投稿していきたいと思います。

お楽しみに!!

 

みなさんは「ピンピンコロリ」という言葉を聞いたことがありますか?

高齢の方の間では自身の最後について話されることもあるようで

ピンピンコロリが理想、ねんねんころりは嫌だ言われるそうです。

ピンピンコロリは言ってしまえば突然死でぽっくり亡くなるということです。

反対にねんねんころりとは、寝たきりや思い障害を持ちながら、また介護(人の手を借りて)生き、そして亡くなることをさします。

医療の発達により人は長生きができるようになりましたが、全ての人が自分で意思決定して生きられるわけではありません。

私も実際に昨日まで普通に生活していた方が重い障害を持ち寝たきり状態になっている事例を見てきました。

その度に患者さんはこのような状態で生きることを望んでいるのだろうかと考えてしまう時があります。

医療者として人の命を助けることは当然のことだと思っていますし、全力を尽くします。

一度止まった患者さんの心臓が再び動き出した後に、心臓が止まる前の患者さんに戻れるかどうかはこの時点では分かりかねます。

一部の方は軽い障害程度で済むこともありますが、私が見てきた事例では重い障害を持ったり、寝たきりや、意思疎通がはかれないといったものが多いように思います。

もし自分が患者さんの立場であればコロリと逝かせてくれと思うと思います。

 

ただ立場が変わると考え方が変わるのかもしれません。

もし自分が患者さんの家族だったら・・・

寝たきりでも良いから生きてほしいと思うかもしれないですね。

突然家族に目の前で倒れられたら。

生きてほしいと思うのは人間の真理かもしれないです。

だからこそ、どう生きたいか考えるのと同じぐらいどう死にたいかということを考えることは大切だと思います。

私が聞いた話では、ある国では生き方と一緒に死に方も考えるそうです。

今自分に何かあった場合は家族にどうしてほしいかなどを話し合うそうです。

日本の風習として、死について話すことはタブー視されているところがありますね。

しかし、死は遅かれ早かれ必ず来るものです。

人生で一度きりですし、自分の思う形で迎えたいものだと思います。

タイミングは選べないかもしれませんが、自分がどう死にたいのかを家族や周りの人に伝えておくことで、その時が来た時に自分が望む形に近い形でその時を迎えることができるのではないかと思います。

最近の日本での終活がこの考え方でしょう。

 

私個人の考えとしては「安楽死」は賛成です。

もちろん本人の事前の意思表示、家族の意向、その時の状況などの多くの条件を考えた上でではありますが。

何を持って本人の意思を汲み取るか、家族が心の整理ができるか、それ以外にも多くの問題があるとは思います。

あくまで個人の意見ですが意思のない延命よりは、意思のある安楽死がいい時もある気がします。

条件付きでもいいので安楽死という選択肢を作ってもいいのではないかと思います。

 

かなり話が逸れて安楽死といった重たい話題になってしまいました。

ピンピンコロリで亡くなられる方は、全死亡者の5%程度という統計があります。

ほとんどの方が何かしらの障害をもちながら生活されていたり、寝たきりで生活されているということなのでしょう。

日本の平均寿命は80オーバーです。

しかし健康寿命は70歳前後。

いつまでも自分の足で歩いて、好きなものを食べて、自分の意志で言葉で話して生きていきたいものですね。

 

健康寿命を伸ばすために注目されているのが口腔ケアです。

え?歯? と思われた方もおられるのではないですか?

虫歯や歯周病で歯を失う→食べられなくなる だけではないんです。

歯周病菌が誤嚥によって気管や肺に入ることで肺炎になったり、歯周病菌が血液内に入り、心臓の血管に炎症を起こしたり動脈硬化につながることもあります。

また、歯周病認知症の関連もあるようで、口腔ケアが健康寿命にとって非常に重要であることがわかります。

歯周病菌は嫌気性の菌が多いため歯と歯茎の間の空気に触れにくいところに好んでいます。

紫外線にも弱いため紫外線ランプのある電動歯ブラシがおすすめです。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

途中ちょっと重い内容もありましたが、救急の現場で働く看護師として伝えたいと思ったので書かせていただきました。

健康寿命を伸ばしたいなら歯周病ケアを忘れずに👍